2018年06月22日

子音と母音の結合テクニックに関するメモ

別々に用意した子音と母音を組み合わせて一つの音(モーラ)を作る際のテクニックについて、ある程度の納得いく法則性を見出した気がするので、同じような作業にチャレンジする方向けに公開しておきます。暇があったら動画にしようと思います。


子音と母音の結合テクニックに関するメモ 2018.2.25
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「ひぇ」= 「h+i+e」なんかの「子音+母音1+母音2」の音は母音1から母音2への移行の具合がかなり識別性にかかわっているようで、
母音1をフェードアウトしつつ、母音2を母音1にかなり緩めにフェードインして重ね合わせる形にすると自然な音になる傾向があるように感じる。

「ひゃ」= 「h+i+y+a」なんかの「子音1+母音1+子音2+母音2」の音は、かなり単純に母音1のフェードアウトと子音2のフェードインの組み合わせで
かなり良い感じになることが多い。
恐らく、母音同士の変化の場合口蓋の形の変化で連続的に移行するのに対して、子音を挟んでの変化の場合は比較的明確に2つの母音が区別できるため
だと考えられる。

「ふぁ」= 「h+u+a」なんかは「子音+母音1+母音2」に見えるが、実は違う。「ふ+あ」でフェードインアウトでタイミングを合わせて作っても「ふあー」となるだけで
「ふぁ」にはならない。これは「ふぁ」が実際は「ふゎ」であるためだと考えられる。つまり実際には「f+u+w+a」で、「子音1+母音1+子音2+母音2」のようだ。つまり「f+wa」でうまくいく。

「ふぃ」「ふぇ」「ふぉ」も、「ふ」+「うぃ」、「ふ」+「うぇ」、「ふ」+「うぉ」じゃないとうまくそう聞こえない。
これはどうも「子音1+母音1+母音1.1+母音2」、「ふぃ」=「h+u+u+i」らしい。母音1と母音1.1は同じ音だが独立しているっぽい。恐らく母音1は子音に付随する小さな残響音、
母音1.1はそれ自身が起点となるある程度のしっかりとした大きさを持った、母音ながら母音2に対して子音のような働きをする音。


「ザ」に関して。
ざは単にざ子音部のノイズ音とあの組み合わせではだめっぽい
テトの子音から後の部分を聞いてみると「あー」じゃなくって「っあー」っぽく聞こえる。
これは「ざ」が子音部を発した後から徐々に口を開きながら「あ」になっていく声だからだと思われる。
これの再現を音波上でしないとちゃんとざに聞こえず、なんだかよくわからないノイズのあとにあーって言ってるだけのように聞こえるっぽい


utauでプロトタイプ版を歌わせてみた際、いくつか掠れてこもった感じの音になってしまってほとんど聞こえなくなってしまう音がいくつかあった。
主に「お」を母音に持つものが多かった。また、「あ゛」などのエキサイターで音をガリガリさせたやつもダメなものが多かった。
どうやら音波が人間の声とあまりに違いすぎるせいかうまく合成できないらしい。「お」は主に古いタイプの波形が密になりすぎていた「お」
を使用して作られたものがダメで、母音に濁音系はムカデのように足が伸びた波形になっているものがだめらしい。
改良後のおtest12などを母音に使っているものは大丈夫だった。
原音設定等の問題よりも、おそらくこの元々の音の波形の問題でutau上で合成できなくなっているようなので、波形自体を直す必要がありそう。

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ラベル:足立レイ
posted by みさいる at 22:10| Comment(0) | おぼえがき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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